知財の活用
米国特許の「適格性」問題(4)「抽象的アイディアに過ぎない」というアクションを受け取ったら
2017年10月15日 知財の活用
審査官の「抽象的アイディアに過ぎない」という判断は、「ステップ2A:YES」(請求項は抽象的アイディアの範ちゅうに属する)と「ステップ2B:NO」(抽象的アイディアの範ちゅうを超えるのに十分な付加的要素を含まない)のAN …
米国特許の「適格性」問題(3)抽象的アイディアといわれやすいパターン
2017年10月9日 知財の活用
米国特許商標庁(USPTO)の「特許適格性に関する暫定的ガイドライン」には、Alice判決を含む適格性判断の判例に基づくフローチャートが示されています。 ステップ1では、判断の対象である請求項(クレーム)が「方法(p …
米国特許の「適格性」問題(2)きっかけはAlice判決
2017年9月23日 知財の活用
米国最高裁のAlice判決(2014年6月)は、Alice Corporationという金融サービス会社と、CLS Bank Internationalという外国為替の取引銀行の間の特許侵害をめぐる争いに対する判決です。 …
米国特許の「適格性」問題(1)何が問題か?
2017年9月7日 知財の活用
人口減少に直面して国内市場の行き詰まり感が徐々に高まるなか、企業規模の大小によらず、事業の海外展開が重視されています。事業の競争戦略上欠かせない特許や商標をはじめとする知財の海外での権利化といえば、従来はもっぱら大企業が …